npm -v が認識されない?エラーの原因と解決方法

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はじめに

npm : このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、ファイル C:\Program Files\nodejs\npm.ps1 を読み込むことができません。

Node.jsのインストール後、
「npm -v」を実行したら、このようなエラーが表示され、npm コマンドが使えないことがありました。

今回実施したエラーの解消手順をまとめましたので、参考になりましたら幸いです。

この記事でわかること

npm -vが認識されないエラーの解消方法

なぜ npm が使えないの?(エラーの原因)

このエラーの主な原因は PowerShell の「実行ポリシー」 にあります。

PowerShell には、悪意のあるスクリプトの実行を防ぐために、スクリプトの実行を制限する設定があります。デフォルトでは「Restricted(制限)」という設定になっており、この状態では npm などのコマンドが使えません。

解決方法:実行ポリシーを変更する

① PowerShell を「管理者として実行」する

  1. Windowsキー を押して「PowerShell」と検索
  2. 「管理者として実行」 をクリック

② 現在のポリシーを確認する

PowerShell に以下のコマンドを入力し、Enter を押してください。

Get-ExecutionPolicy

もし Restricted と表示された場合、スクリプトの実行が制限されています。

③ 実行ポリシーを変更する

以下のコマンドを入力し、Enter を押します。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser

確認メッセージが出たら「Y」を押して Enter してください。

④ 設定が反映されたか確認する

もう一度、以下のコマンドを入力して実行ポリシーを確認します。

Get-ExecutionPolicy

RemoteSigned と表示されれば、変更が完了です!

npm -v を再実行する

PowerShell を閉じて、もう一度開き、以下のコマンドを実行してください。

npm -v

バージョン番号(例:9.5.0)が表示されれば、問題は解決です!

まだ npm が使えない場合

① npm のフルパスを指定して実行

以下のコマンドを試してください。

"C:\Program Files\nodejs\npm" -v

これで動く場合、環境変数の設定が問題になっている可能性があります。

② 環境変数を確認・追加する

  1. 「Windowsキー + R」 を押して「sysdm.cpl」と入力 → 「OK」
  2. 「詳細設定」タブ → 「環境変数」
  3. Path を選択 → 「編集」
  4. 以下のパスが含まれているか確認C:\Program Files\nodejs\
  5. 含まれていなければ「新規」ボタンで追加
  6. 「OK」を押して保存 → PCを再起動

再起動後に npm -v を試してください。

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