はじめに
ノートPCを購入する際、CPUのスペックを確認すると思います。その中でも、コア数とスレッド数は重要な項目です。しかし、初心者の方にとっては、これらの違いや関係性が分かりにくいのではないでしょうか?
そこで今回は、コア数とスレッド数の違いと関係性を、初心者の方にも分かりやすく解説しようと思います!
1. コア数とは?
コア数は、CPUの中核となる処理装置の数です。
コア数が多いほど、複数のタスクを同時に処理することができます。
例えるなら、コア数は調理台の数と似ています。コア数が多ければ、複数の料理を同時に調理することができます。
(音楽を聴きながら電子書籍を読み、YouTubeを見てラインとツイッターとインスタグラムを監視したいという用途であれば料理台はたくさんほしいですね)
2. スレッド数とは?
スレッド数は、1つのコアが同時に処理できる命令の数です。
スレッド数が多いほど、1つのコアで複数の処理を並行して実行することができます。
例えるなら、スレッド数は調理師の数と似ています。スレッド数が多ければ、1つの調理台で複数の料理を同時に調理することができます。
3. コア数とスレッド数の関係
コア数とスレッド数は密接な関係があります。一般的に、コア数が多いCPUはスレッド数も多く搭載されています。
しかし、必ずしもコア数とスレッド数が一致するわけではありません。例えば、4コア8スレッドのCPUは、4つのコアそれぞれで2つのスレッドを同時に処理することができます。
4. どのような用途にどのくらいの性能が必要?
・インターネット閲覧や文書作成など、軽作業がメインの場合:
デュアルコア(2コア)4スレッド程度のCPUで十分です。
・動画編集やゲームなど、負荷の高い作業を行う場合:
クアッドコア(4コア)8スレッド以上のCPUがおすすめです。
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