はじめに
Power Automate Desktop(以下PAD)とは、Microsoft社のRPAツールです。
単調な定常業務を”自動化”することで、業務効率の向上や人件費、工数の削減することができます。
また、ノーコードでフローを構築できる、Microsoft製品とのシナジーがあるといったメリットがあります。
この記事でわかること
空のデータテーブルの作り方
1.”新しいデータテーブルを作成する”アクションを使う
まず最初に、王道の作り方です。
“新しいデータテーブルを作成する”アクションを使います。
![](https://i0.wp.com/chibigon.com/wp-content/uploads/2025/02/image-1.png?resize=684%2C400&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/chibigon.com/wp-content/uploads/2025/02/image-2.png?resize=854%2C443&ssl=1)
ここでは、0レコードのデータテーブルは作成できません。
出力結果は以下の通りです。
![](https://i0.wp.com/chibigon.com/wp-content/uploads/2025/02/image-4.png?resize=323%2C174&ssl=1)
不要な1レコード目(Index[0])を削除します。
![](https://i0.wp.com/chibigon.com/wp-content/uploads/2025/02/image-5.png?resize=631%2C549&ssl=1)
出力結果は以下の通りです。
![](https://i0.wp.com/chibigon.com/wp-content/uploads/2025/02/image-6.png?resize=283%2C160&ssl=1)
以上の手順で空のデータテーブルを作成することができました。
しかし、2アクションが必要であること、
また、新規でデータテーブルの作成直後に、行を削除しているため、
可読性が良くありません。
2.”変数の設定”アクションを使う
“変数の設定”アクションを使うことで空のデータテーブルを作成できます。
%{ ^[‘日付’, ‘商品名’, ‘個数’] }%
![](https://i0.wp.com/chibigon.com/wp-content/uploads/2025/02/image-10.png?resize=684%2C481&ssl=1)
出力結果は以下の通りです。
![](https://i0.wp.com/chibigon.com/wp-content/uploads/2025/02/image-9.png?resize=312%2C189&ssl=1)
以上の手順だと1アクションで空のデータテーブルを作成することができました。
応用編
あらかじめ作成したリストを用いてデータテーブルを作成することもできます。
まず、カラムに使用したいリストを作成します。
![](https://i0.wp.com/chibigon.com/wp-content/uploads/2025/02/image-11.png?resize=224%2C246&ssl=1)
“変数の設定”アクションを用いて以下のように設定します。
%{ ^List }%
![](https://i0.wp.com/chibigon.com/wp-content/uploads/2025/02/image-12.png?resize=662%2C454&ssl=1)
出力結果は以下の通りです。
![](https://i0.wp.com/chibigon.com/wp-content/uploads/2025/02/image-13.png?resize=305%2C201&ssl=1)
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様の業務効率化に少しでも役立ちましたら幸いです。
今後も、有益なノウハウや情報を発信してまいりますので、ぜひご期待ください!
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