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大陸からの黄砂、その影響とは?


黄砂ってなに?

黄砂とは、中国大陸の砂漠地帯から吹き込んでくる風に乗って運ばれてくる細かい砂や土じょうの微粒子のことです。春先に発生することが多く、大陸からの季節風に乗って日本にも飛来します。

空が薄汚れた黄色がかった状態になるのが特徴で、目に見えるほどの濃い黄砂の年もあれば、ほとんど目立たない年もあります。

黄砂の良い影響

  1. 植物の栄養源になる 黄砂には鉄分やリン酸などの微量元素が含まれており、植物の栄養源になります。特に太平洋に囲まれた日本では、貴重な土壌の酸化を防ぐ働きがあります。
  2. きれいな夕焼けが見られる 黄砂に含まれる微粒子が太陽光を散乱・屈折させるため、夕焼けが非常に美しく映えることがあります。

黄砂の悪い影響

  1. 呼吸器系への影響 黄砂に含まれる微小粒子を吸引すると、喘息やぜんそくの症状が悪化する恐れがあります。マスクの着用が推奨されます。
  2. 視界不良 黄砂が非常に濃い場合、視界が悪くなり、交通機関への影響が出る可能性があります。
  3. 機器へのダメージ 黄砂が付着すると、精密機器などに傷がつきやすくなります。エアコンのフィルター詰まりにも注意が必要です。
  4. 農作物への影響 黄砂が長期間続くと、光合成の阻害や葉への付着により、農作物の収穫量が低下する恐れがあります。

まとめ

砂には良い面も悪い面もありますが、濃い黄砂の際は外出を控え、呼吸器系疾患の方は十分注意が必要です。しっかりとマスク着用をして、黄砂の影響を最小限に抑えましょう。


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